「たくない」のために葛藤するシングル

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中川郁子農林水産政務官の路上キスが報じられている。ご主人の死については怪しい憶測が飛び交い、キスの相手は妻子持ちであり、そしてお決まりのごとく2週間の入院。見張られながらの思い切った恋は、ハッピーエンドが用意されたテレビドラマのようには進まないのが現実だ。

許されないものは許されない。でも「赤い糸」として繋がった愛を見つけながら、世間の白い目、モラルの壁が立ちはだかった時はどうなるのだろうか。これまで築いてきた家庭、仕事、お互いの将来・・、乗り越えられない壁を無理やり壊したら誰かが泣くことになる。今回報道された二人については憶測しか出来ないけれど、ネットで見つけた手を繋いだ写真は、要職に付いた方たちと思えないほどに初々しく幸せそうだった。まだ何も起きてないかもしれないし、欧米人みたいに人間としてGood Night!のキスやハグじゃいけないの?

働いてシングルを通してきた女は、「たくない」のために葛藤する。
生活していくために、周りから人格と下半身を怪しまれたくない。
淋しさとかお酒とか、酔わされるものに負けたくない。
本当に巡り合うべき相手を見つけるまで、負けて妥協したくない。
「たくない」はいろいろあるけれど、プライドをキープするための脆い壁だから、壊して乗り越えてきてくれるディズニー映画のヒーローを求めているんだろう。

でもね、そんな本音は自分から言えるわけがないでしょ?
「君が必要なんだ」と勇気を出して言ってくれるオンリーワンを、何歳になろうがシンデレラみたいに求めていることを知ってほしいな。

近ごろ周りから話を聞きつつ、事情ありのLOVERSがいっぱいいる。お互いの関係は難題がありすぎるかもしれないけれど、たった一回しか生きられない人生。彼と彼女、夫も妻も子どもだって本当の一回を生き抜きたいはずだ。LOVEという言葉の自由さと重さを考えながら、後悔しない最期を迎えたいものである。

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