夫の介護を「後妻業」とSNSで拡散されました
とても暗い告白をします。書くことにより、心の重荷を取り去りたいと思っているので、アクションを起こすための内容ではないことをご理解ください。
木村佳乃さん演ずるテレビドラマ「後妻業」が高視聴率を稼いでいます。オリジナルは直木賞作...
介護付き有料老人ホームは安さと近さだけで選ばない|一人っ子による介護
8月に施行される改正介護保険法により要介護度の判定が厳しくなって、介護度が以前よりも「格下げ」される人が増えると言われている。
例えば要介護度2の母親と同居しながら働いている娘の場合、今度の判定によって介護度2に格下げされるとどうなるか。...
いちばん嬉しい言葉をもらったこと
草木が空に向かってどんどん枝葉を伸ばしていく5月は、何を見ても生命のエネルギーを感じる。
その反面、枯れていくもの、衰えていくものが更に色褪せて見え、「生者必滅」なんて言葉が浮かんでしまう。
お見舞いに行かなくちゃ。ケーキ屋さんでプ...
微々たる一生の微々たる秋の日
8月の後半に記事をアップをしてから、もう2カ月が過ぎてしまった。ここまでブログを留守にしたのは初めてだ。とても大切な人が立て続けに亡くなったり、重い病になったり、その他にも「これって小説?」と言いたくなるようなハプニングが勃発し、心模様を書...
愛する人の願いを聞き入れる介護
朝刊を配る新聞屋さんが階段を走る音がして、カラスとウグイスが鳴き比べを始めると、東の空から太陽が顔を出す。ベランダでストレッチをしてからベッドに入るのが、昼夜逆転気味の生活パターンとなった。それでも昼前には起きてパソコンの前に戻る。
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生きる力を残す高齢者介護
パワースポットとは違うけれど、行くたびに心が洗われる場所がある。それは父がお世話になっている介護施設だ。12年前に脳出血で半身麻痺となり、高次脳機能障害に今では老人性の呆けも加わった父は、川崎市の老人ホームに入居して10年になった。
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老人ホームの夕焼け小焼け
3日遅れで父の誕生日を祝いに行ってきた。たまプラーザ駅は晴れた日曜日とあって、ベビーカーを押した若い家族連れが目立つ。昨年に妻を亡くした父を見舞うシングルの一人娘にとっては、ちょっと辛い環境だ。
若緑の葉が芽吹いた桜並木を歩き、老人ホ...
憂さは忘れて食欲が増える
重たいと思われるかもしれませんが、前回の記事について結果を書きます。父に継母の死を伝えるべきかどうか、介護施設の責任者、保健師、法定代理人、家族で様々な意見が出ました。いつも父に付き添ってくれていた保健師さんは「余生をゆっくり過ごすためには...
誰にも相談できないから書くブログ
日付が変わろうとする月曜日の深夜、「○○さんという方はご存知ですか」と静かな声の男性から電話が入った。声の主は救急隊員で、呼んだのは継母(正確には彼女が住むマンションの管理人)である。
寒気がすると訴えて119番。救急隊が到着して容体...
「長生き」と「生き甲斐」との両立
6月に入ったばかりなのに関東では真夏日の暑さ。友人から熱中症で入院したとメールが届いた。高齢者の域ではないのに肺炎まで併発したとは心配であるが、朝食の写メを送ってくる様子では体調が復活したらしい。これを機に煙草をやめたら?と返信しておいた。...
「ありがとう」が繋ぐ介護と医療
私は携帯電話が鳴るのが恐い。父が入居している介護施設から緊急連絡が来るのが恐い。「高熱が続いたまま下がらないので、救急車を呼んで病院に搬送します」という連絡には何度も肝を冷やした。嚥下性肺炎や腎盂腎炎、心臓にペースメーカーを入れる手術もした...
こんなに見えていいんでしょうか
運転免許の更新が近づいてきた。近ごろコンタクトレンズの度数が合わなくなってきたので、処方箋を書いてもらいに眼科へ。視力検査を受けたら、右目が-2.75 → -3.25、左目が-3.25 → -4.25と著しく近視が進んでいる。
視力低...