
2012-07


地と空と、また会う日までのお別れ
仕事の恩人の訃報が届いて、今日は夕方から中目黒の教会で行われるお葬式に参列する。NHKの子ども番組ひとすじに打ち込んできたIさんは音楽が大好きで大好きで、教育番組や幼児番組を通して沢山の歌を作ることへ私にも声をかけて下さった。
「ふえ...

護られていると感じるとき
都内での仕事を終えた夕方、幹線道路を第3京浜の入り口に向けて走っていた時のことだ。渋滞するはずの道路が異常なほどに空いていて、赤信号でストップした時は見晴らしの良い滑走路みたいだった。
よ~し!信号が青に変わった瞬間にアクセルを踏みこ...

福島駅と南相馬市のあいだで・・
福島県には旅行やボランティアのために車で訪れたことがあるが、電車で来たのは初めて。待ち合わせは西口か東口かと構内をウロウロして、マイクロバスで待って下さっている皆様にご迷惑をかけてしまった。
南相馬市へ向かうルートは去年の7月に東北道...

福島へ走る新幹線から

被災地へ向かう前日

蛇の夏、蚊の夏、節電の夏
私が世界イチ嫌いな動物は「蛇」。散歩コースでシマヘビが現れるのに何度か遭遇して、夢でうなされるトラウマとなっている。もう家の近辺を歩けないので、この夏のウォーキングはプールを周回するしか方法がなくなった。
そして世界イチ憎い動物は「蚊...

子どもたちを壊すのは日本の政党

緑のおばさんをしました

書き下ろし短篇『七夕飾りの短冊と女心』
僕:
今年の七夕は土曜日。生まれた時から都会のマンション暮らしで、天の川も見たことのない一人娘のために、久しぶりに僕の実家に帰ることを計画している。車で5時間の不便な田舎だけど、田んぼではカエルが合唱し、小川では蛍が光の輪を描く風景は変わ...

美容整形では補えないもの
