逗子で旬の魚と野菜を食べるイタリアンレストラン。最近のお気に入りは裏通りの住宅街にある「Katsu’s(カツズ)」だ。
いつぞや予約なしで行ったら超満員で入れなかったのだが、オーナーはじめスタッフの皆さんが平謝りして下さり、なんて接客態度の良い店なんだろうと感心した。
店の入り口でシンボルとなっているのは、ロングノーズのフェアレディZ。どうやって駐車したのかと驚くほど、玄関スペースにきっちりと収まっている。
少人数で行くなら、座りたいのはテーブルよりはカウンター席。
お喋り好きなオーナーと会話しながら、時にはレシピも教えて貰いながら、豪快な調理風景を見ることが出来る。
画像は魚のカマ焼き。日によって素材は変わるが、この日は尾長鯛をピリ辛のスパイスで時間をかけて焼いてくれた。イタリアンでありながら、青味にパクチーを使っているのが以外。白ワインが進んで困るほど、おつまみにはぴったりだ。
次の画像はタコの空揚げ。なんと網から生きているタコを取り出し、足を一本切り落とす。逃げようと擦り抜けるタコ、それを押さえるスタッフたち。
驚いたのは切り取った足が元気に動いていることだ。
オーナー曰く、「腕にからみついて、吸盤のあとが付いちゃうんですよ」。
カリカリに揚がったタコを塩で頂くと、またまたワインが進んでしまう。
親しみが増した記念に、勝手ながら小さなお土産を置いてきた。
前回訪ねたときに話に出た、私の父が乗っていたダットサン・フェアレディの写真だ。
キッチンの隅に貼ってくれたオーナーの心遣いが、幸せの調味料になったディナーだった。
コメント
こんにちは!
ここ、偶然きょうウチで話をしてたところなんですよ。今週のどこかで行こうか、って。本当はきょうにでも行きたかったんですが。
以前、偶然通りがかったときに店先の240Zを見てビックリして、準備中のスタッフの方に声をかけたことがあります。
やはり、すごく親しげで気持ちのいい人たちでした。
それで料理もおいしいなら文句なしですね。
早く行ってみたいです♪
Shin様
食べ終わって店の外に出た後も、みんなで中から手を振って
くれるんですよ。
アットホームそのものでした。
>私の父が乗っていたダットサン・フェアレディの写真
これは、写っている人は「お父様と管理様」ですか?
かっこいい~~~!
FZは、ちょっと運転したことがありますが、
「足が短い」事を実感しました。
詩人たそがれ様
はい。写っているのは父と私と、当時飼っていたチンです。
ええかっこしーですよね(笑)
記憶には全く残っていないのですが、推測すると城ヶ島から
三崎を望んで撮ったようです。
おおっ、美味そう!
いいな、いいな、美味しい店がたくさんあって。
しかし、この240Z・・・。どうやって入れたんでしょう?
例のダットサン・フェアレディもいいね。
おしゃれな父上です。
亀吉様
昔の人って、おしゃれにも品と気合がありましたよね。
古びたアルバムを見るのが、楽しみになりました。