シートベルトをお願いします

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自宅から駅までタクシーに乗ったら、普段は言わないことを言う。
「シートベルトをお願いします」。
ああそうだ、6月1日から後部座席のシートベルト着用が義務化されたんだと気づいた。

どこにあるのかとベルトを探してガチャガチャやっていたら、「さっきお年寄りを乗せたんですが、あまり乗用車には乗らないらしくて大変だったんですよ」と運転手さん。
例えばわがままな酔っ払いが乗って、シートベルト着用を拒否しても、警察官に見つかればペナルティを受けるのはドライバーなのだから、客商売としてはさぞやりにくい事だろう。

いっそ遊園地のジェットコースターみたいに上からバーが降りたらいいのにと、仲間うちの冗談に出ているそうだ。

事故に遭った時、後部座席にいる人の怪我としては、両脇の座席では前方のヘッドレストに額をぶつけ、跳ね返って天井に頭頂部をぶつける。
真ん中に座っている人はフロントガラスを突き破って外に飛び出す。
どちらも想像しただけでゾッとするような光景だ。

しかし義務化の前に、シートベルトの仕様はどうなのかと気になる。
両親と小学生の子供2人が後部座席に乗った場合は?
超メタボでシートベルトの長さが足りない場合は?
気分が悪くて横になりたい場合は?

ルールと決まったからには守らなくてはならないけれど、もしシートベルトをしていないのを見つかった時、鬼の首でも取ったように切符を切る警察官の顔が目に浮かぶ。
もちろん一番大切なのは命だと分かってはいるが??。

理不尽だけど仕方がないのは、ルールの宿命なのだろうか?

コメント

  1. 素浪人 より:

    営業車は利用者の自己責任のような気がするなぁ。
    拙者は若竹たちを乗せる時に困るんだよなあ。
    定員しか乗れないし、寸法が合わないし…うムムム???

  2. BT より:

    わかるんだけど・・・違うだろぉーって感じでしょうか?
    排出権取引も温暖化が歴然と進むなかで・・・排出枠を下回った国や企業が、その削減分に付加価値をつけて排出枠を上回った者と取引するってのも・・・これまた違うだろぉーって感じですか?

  3. yuris22 より:

    素浪人様

    タクシーにチャイルドシートってわけにはいきませんものね。
    法律が施工される前に、整備しておくべきものって沢山あります。

  4. yuris22 より:

    BT様

    廃止するのしないのと、与野党が争っている後期高齢者医療制度も
    朝令暮改のルールになるのでしょうか。
    中途半端な法律制度で国民を振り回さないで欲しいものです。

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