屋台村の売り子になりました

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まるで台風みたいな土曜日が過ぎ、逗子の日曜日は11月下旬だというのに初夏の陽気になった。毎年この時期は五穀豊穣や国家安泰を祈願して、逗子海岸で流鏑馬のイベントが行われる。

商店街のメイン通りでは10時半から武者行列と稚児行列。武将や姫君の衣装をまとった市民たちが出陣式を終え、亀岡八幡宮から逗子海岸までゾロゾロと練り歩いた。姫君の列にカメラを向けるとナギナタを持った金髪の女性たち。りりしく神妙な顔で歩いている。

武者行列1
武者行列3
武者行列2
生バンドが賑やかな駅前のロータリーには屋台村。友人が岩手の郷土料理を売る屋台を出すので、少しでも東北の応援になればと、私もエプロン姿でお手伝いに立った。鶏のけんちん汁に小麦粉の平たい団子を入れた「ひっつみ」と、茹で小豆に平たい麺を入れたスイーツの「あずきばっとう」が一皿100円で、岩手の日本酒「鬼剣舞」もワインも一杯100円。お昼を食べる暇もなく立ちっ放しで売り続けて、午後4時前に完売した。

屋台村にて2
さっそく売上げから経費を引いて計算すると・・・、え?ド赤字?・・やっぱりね。
何でも100円で売ってしまう気風のいい店主は、2年前に書いた記事「市民まつりでテキ屋に変身」の店主と同一人物だ。どこよりも多く売れることを目標としているので、手伝いもお客たちがボランティアとして参加するのである。某エグゼ女子はお酒の継ぎ係、私は沸かした3つの鍋の間を行ったり来たりだ。

屋台村にて
お腹がぺこぺこに減った打ち上げは、4人で紹興酒をストレートでぐびぐび飲んで、中華料理を手当たり次第食べまくる。「冷菜の盛り合わせ」「鶏唐揚げの黒酢ソース」「海老チリと海老マヨ」「イカと野菜の唐辛子炒め」「小龍包」「春巻」「シラスの中華風ピザ」「ふかひれスープ」「チャーハン」と、デザートが出てきた時には睡魔と共に完全にギブアップしていた。ここの店主が大サービスしてくれたため、確実に通常より倍の量はあったと思う。

この1か月必死のウォーキングに耐えて、スリムになったと喜んでいたのも元の木阿弥。家に戻って体重計に乗ると何と2kgも増加しているではないかっ。
これから訪れる忘年会&パーティーシーズンを前にして反省しまくりの、でも逗子ならではの楽しい行事であった。

コメント

  1. 的は逗子の素浪人 より:

    なんか、楽しそうだなぁ~~
    逗子にひっこししようかなぁ!

  2. marie より:

    いいですね。
    人間、食べることが一番ですね。
    恋人が居なくても生きることはできますが、食べ物はなくては生きていけません。
    当たり前ですが(笑)
    そういえば、先日家族で盛岡のイオンで息子と旦那を待ちながら人間ウオッチングをしてたら元彼と目が合い、彼も私を「なんか見たことあるな~」と言う感じで見てました。

  3. yuris22 より:

    的は逗子の素浪人様

    Welcome!
    いつでも待ってるよー!

  4. yuris22 より:

    marie様

    元彼と目が合うなんて運命の出会い?・・じゃないですよね。あたたかいご家族に囲まれての幸せなんでしょう。
    でも恋にドキドキする瞬間は幾つになっても必要です。そのためにもシェイプアップして、常に美しい容姿でいたいものですね。

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