怒りの感情を溜めこまないために

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誰かにムカッとくることを言われたとき、どんな対応をするか。
1. その場で言い返す
2. 我慢して冷静になる
1の場合は怒りのぶつけ合いで喧嘩になり、勝者と敗者に分れて終わるか、対立したまま絶縁関係に陥る可能性もある。
2の場合は喧嘩にはならないが、攻撃された側が嫌な気分を持ち帰ることになる。解決したとは言えない。

昔の私は「やられたら倍返し!」と徹底的に相手を潰すことに執念を燃やした時期もあったが、歳と経験と共にそのパワーがなくなった。口喧嘩に勝ったとしても、感情を爆発させた後で己の器の小ささを思い知るからである。返す言葉を飲み込んで息をゆっくり吐いて、相手の言い分に耳を傾けていれば穏便に時は過ぎていく。

が、その後1人になってから怒りの反動はひどい。なんて嫌な奴だ!とイライラして1週間仕事が手に付かないこともある。文章が書けないのも奴のせい、食欲が落ちたのも奴のせい、理不尽さをを抱えながらヤケ酒をあおれば、また己の器の小ささを恥じる堂々巡りだ。

喜怒哀楽のうち「怒」は人を狂気にさえ追い込む感情であるが、なぜ抑えられないのだろう。本能なのだろうか。フロイトによると人間のあらゆる行動は「性衝動」と「偉くなりたいという願望」が動機になっているそうだ。またデール・カーネギーは人間の欲望の中でいちばん強いものは「自己重要感」であると説いた。誰だって自分が世界でいちばん大切。可愛い自分をトップに上げるため、他人を否定するのは理にかなっているかもしれない。
本能がむき出しになってるんだな、ホモサピエンスらしい人なんだなと相手を見れば、ちょっとユーモラス。それでも決着をつけたいときには・・。

怒りをコントロールするために心理カウンセリングでは、対立構造を深めない方法として協調策をとることを提案している。2人の間には前提となる出来事があったわけで、その問題を解消するにはどうしたら良いか、落としどころを一緒に見つけるのだ。言い返す前に被害者は「なぜ相手を怒らせたか」という原因に意識を向け、ある面では自分も加害者であると考えてみる。「ここが気に入らなかったのかもしれないね?」と尋ねれば、歩み寄ってくれた人に追い打ちをかける気は失せていくものだ。

最悪のパターンは怒りが長引いて恨みに変わったり、依存症になったりすること。溜めこまないためには第三者に相談してみることも然り、ノートに綴ってみることも然り、ガス抜きのアプトプットをすることである。

コメント

  1. marie より:

    その場で言い返すかどうかは相手次第、状況次第でしょうか。私の場合は。
    けれども、どちらかと言えば、我慢をして溜め込んで爆発するか爆発も出来ずに悶々とする方が多いような気がします。
    夫に対しては正にそうで、夫にすれば何で機嫌がが悪いのかもわからないのである。
    こっちがイライラ引きずっているのに何事もなかったかのようにされるとますます頭に来る・・・。
    男は単純だけど女は複雑な生き物なのかもしれないですね。

  2. 的は逗子の素浪人 より:

    そう言えば、僕の祖母は「どうしようもなくなった時、小皿を思いっきり地面叩きつけて割るんだよ。その為に割ってよい皿をとっておくんだよ。」と言っていた事を思い出す。

  3. yuris22 より:

    marie様

    女は幾つになっても「察してちゃん」の部分がありますよね。ひとつの愛情の求め方かもしれません。それを男は幾つになっても理解してくれませんけどね(笑)

  4. yuris22 より:

    的は逗子の素浪人様

    いいなあ、私は貧乏性なのか景品の小皿すら割ることができません(^_^;)
    仕方ないので、割れたお皿を取っておくことにしようかなあ。

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