飽食の時代とTime is money

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原油価格の高騰で、身の回りの物が次々と値上がりしていく。食材もクリーニング代も給食費も・・、この勢いではどれだけ家計を圧迫するだろう。

節約だ、省エネだと叫ぶ一方で、飽食の国・日本は無駄遣いを止めようとしない。
日本国内で廃棄される食料は年間約2,150万トン。このうち半分は家庭から(まだ食べられるものも含めて)で、コンビニ、ファーストフード店、レストラン、スーパーなどが、食品という形に変わった「お金」を捨てている。

お昼時のスーパーに買い物に行くと、あきらかに主婦と思われる人たちが出来合いの惣菜を物色している。売れ残ったものは賞味期限が切れる数時間前に廃棄処分される。
賞味期限の偽装問題が騒がれている今、業者は尚のこと注意を払っているだろう。

しかし時間に余裕のある主婦が、どうしてパック詰めの焼きそばやファーストフード?

かくいう私も都内に住んでいたころは、デパ地下で惣菜を買うことが多かった。
そのとき食べたいものを専門店でちょこちょこと選んで、容器のまま電子レンジで温めれば、鍋やお皿を使う必要もない。周りにつられた食生活だ。

しかし逗子に引越してからは意識が変わった。
農家が直売する鎌倉野菜や、ビニール袋持参で買う魚市場の地魚。生きているものがどんなに美味しいかを知ると、防腐剤や添加剤入りのお惣菜がジャンクフードに思えてくる。

養豚業者がコンビニの廃棄弁当を豚のエサにしたところ、死産や奇形児出産が相次いだという噂が流れたことがあった。
母親の羊水はコーヒー色だったという信憑性はともかくとして、添加物を入れなくては売れない食品を、疑問もなく買う側の意識は何なのだろう。

独り暮らしでは、大根半分、白菜1/4カットにしても一度に使い切ることは難しい。
でも上手に保存すれば、お惣菜一個分の値段で一週間の食卓が賄える。
家族で暮らす家なら早起きしてお弁当を作れば、身体にも安心だし、使い捨て容器も要らない。昔の家庭は皆そうしていたのだ。

“Time is money”の訳は『時は金なり』だけど、一概にスピード重視の考え方はもう古い。
スローライフ、スローフード。身体のため、地球のため、愛のためにゆっくりと時間を使うことが、これからの”Time is money”ではないだろうか。

コメント

  1. 髪結いの亭主 より:

    あけおめ、よろぴこ! さぼってすいません。
    「お母様」「恋人」「素浪人」と賑やかな始まりですね(^^)/。

    「賞味・消費期限」の話が昨年多かったけど、
    昨年私は35年前の缶詰を食べましたが問題なしです(いいこはマネしないでね、あくまでも自己責任ですよ)。

    つい数十年前の日本に戻ればいいと思う。
    買い物籠、量り売り、容器回収(ビール瓶,ジュース瓶とか5円くれたよね)。
    日本には多くの知恵があったはずなのになァ・・・

    「素浪人」=三船敏郎ですが、HNに使っていいですか?

  2. yuris22 より:

    髪結いの亭主様

    35年前の缶詰ですか?
    賞味期限云々よりも、よく残っていましたね。
    物持ちの良さに感服致しました。

    HNをまた変更なさるのですね。
    今度はシブいっ!

  3. tsune2 より:

    生きていく目的って今はバーチャルな、
    あるもしない、ないものねだりなんですね。
    いつか読んだ童話の世界。

  4. yuris22 より:

    tsune2様

    そうですねぇ。
    生きていく目的がバーチャルでも、そのために人間が喰らいつく資源は現実。
    お金さえ出せば手に入るという意識から変えなくては、枯渇する一方です。

  5. たけぞう より:

    社会奉仕を掲げた会合の昼食会でのこと。国際奉仕の寄付金を募りながら、その一方でテーブルの上には料理のいっぱい残った大皿が・・・。これっておかしいですよーと、料理を残さない方が先じゃないですか、と思わず回りに人に言ってみたのですが、年配の方々なのに反応が鈍かったです。みんなお金持ちだからかなー。
    お金を捨てているというより、このご飯があればアフリカの子供たちを何人飢餓から救えるだろうかと思ってしまいます。

  6. yuris22 より:

    たけぞう様

    先日ホテルのブッフェ料理を頂いたのですが、会がお開きになっても随分と
    余っていました。
    お客は量が少ない分には文句を言うけれど、余った分には無視。

    食中毒の問題を考えればお持ち帰りはダメなのかもしれませんが、全部ゴミ
    箱行きなのは忍びないですね。

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