韓流推しをするテレビ局を批判した高岡蒼甫氏について、ふかわりょう氏がラジオ番組で「テレビは完全に終わった」と擁護コメントを発したという。それに対して江川紹子氏が「中身がない」とtwitter上で批判。しかし今や報道系バラエティと化した民放のニュース番組で、何の話題にでも口を挟むコメンテーターの発言は、視聴者から見れば「目くそ鼻くそを笑う」に思える。
情報操作が行なわれ国民に真実を知らせない報道番組。体質批判をすれば干される芸能人。旧態依然としたマスコミは、事故車両を現場に埋めた中国の隠ぺい体質と似たり寄ったりで、いったい誰の顔色を見ながら番組を作っているのだろうと、頂点に立つ人物が見たくなる。テレビ局の本当のスポンサーは提供企業ではなく、企業の商品を購入してくれる視聴者のはず。その視聴者たちはインターネットを通して、テレビよりも早くて正確な情報を入手しているのだから、易々とはマスコミの騙しに乗らないのである。
以前にも日記で「見たい番組がなくなった」「ワイドショー化したニュース番組」とテレビ局批判をしたが、もはや末期症状。デフレ続きでスポンサーが減り、3.11で視聴者も減り、資金がないから安く制作できる番組でお茶を濁すのは、先細っていく自転車操業だ。第一次オイルショックの時には省エネのために、深夜24時以降の放送を休止したのに、今は延々と垂れ流し。終夜放送になったのは緊急放送に対応するためというが、ならどうして深夜は輪番制にしないのだろう。
野村総研が4月15日に発表した『家庭における節電対策の推進』によると、エアコンを切るよりテレビを消したほうが、1.69倍も節電効果があるという。小型テレビなら電気はくわないというが、今は地デジ化により大画面テレビが売れ筋だ。しかしその大画面で見たいものは、変わり映えしないタレントが雁首を揃えるバラエティ番組だろうか。
もっぱら私が見るテレビ局はNHKだけなり、オンタイムでは夜のニュースのみ。夜中にNHKオンデマンドでドラマや歴史番組、ドキュメンタリーを見るが、本当に見て良かったと感動するものは少なくなった。
新聞のテレビ欄を真っ先に見ていた子供の頃が懐かしいのは、世の中がもっと夢で溢れていた時代だったからかもしれない。もはやテレビは魔法の箱ではなくなった。
コメント
電力業界の混乱で休日が変更されて、常連番組を見なくなりましたが、あまり気になりません…慣れは恐ろしい。
今やネット上にあらゆる情報・動画があり、自分の都合に合わせ選択できるますね。緊急時以外はTVはいらない感じです。
的は逗子の素浪人様
テレビもネットのように、見たいコンテンツをユーザーがセレクトできるようになればいいんですけどね。ニュース以外の番組を、番組表に時系列で並べる必要があるのかなって思います。殆どが録画ですからね。
今夜もテレビの電源を入れましたが、見たのはビデオでした。
見たい番組に限って関東ではやってないです。
せめて、消される前の「水曜アンカー8月3日」です。
http://www.youtube.com/watch?v=tjcFR-olUpU
6分40秒過ぎから。
S様
今や真実の動画はYoutubeでしか見られないようですね。まだ消されてませんでした。
拡散されたのを消していくスタッフを政府は雇っているのでしょうか。中国と一緒です。